「百合カフェ」のK子が設定のメモやらなにやら書いているブログですが、ほぼメモです。
ガチと百合が混在していますので注意してくださいねー。
☆寺井ミズ(ティラミス)のイラスト化☆
キャラクター寺井ミズ(ティラミス)参照
☆澤来陽子×寺井ミズ☆
陽子は生徒会長、ミズは副会長である。
ミズは見かけによらず生徒会の仕事は真面目にこなすが、陽子は気が付くと女の子にちょっかいを出しに外に出ている。
ミズは毎回そんな陽子を捜し出して生徒会室に連れ戻す。
それが日常の光景になっている。
陽子とミズはよく一緒にライブを見に行く。
しかし、行きたいライブがいつも平日の夕方にあるので、その日の放課後にやらなければならない生徒会の仕事をどうにかやり過ごさなければならない。
その為に前の日の放課後、陽子とミズは居残りで仕事をこなす。
ペンと紙の音だけが生徒会室に響いて少しだけ気味が悪い。
ミズは音楽プレーヤーのスイッチを押した。
スピーカーから流れる音は明日ライブを見に行くバンドの曲。
音量を業務の邪魔にならない程度にして、また書類に戻る。
頑張って明日は絶対にライブを見に行くんだ…!
そうミズは誓ってまたペンを走らせた。
終わった後二人は翌日の健闘を祈って別れる。
放課後に現れる生徒会の他のメンバーを振り切ってちゃんと学校から逃げ出せるようにと。
固く握手を交わして別れる陽子とミズであった。
次の日
「会長!副会長!今日は逃がしません!!!」
「陽子早くしてって…!!」
「待ってミズ~!!」
ミズが陽子の手を引っ張って全速力で走る。
逃げなきゃライブに行けないし間に合わないのだ。
ライブ会場にて
「陽子、ドリンク持ってくるからちょっと待ってて」
ドリンク券を二枚持って人混みに消えていくミズを見送ると、陽子は目の前に広がる少女達の群れを見つめる。
お嫁さんになってくれそうな可愛い子いないかなー。
なんて考えたりして全くもって天気な脳である。
そんな陽子に厳しい目が向けられている事には全く気が付かない。
その視線は次第に陽子に近づいていく。
「ちょっとさぁ。あんたさっきからウザいんだけど」
陽子が振り向くと、ロンドンパンクな少女達が鋭い視線で陽子を睨んでいた。
「???」
ウザいんだけど、の理由も無しにいきなりつっかかれても。
陽子は解らないという顔をして少女達を見つめ返す。
うーん。ワルぶってる感じか…こういうのも可愛いかもね。
陽子の脳内は計り知れない。乙女フィルターは今日も快調の様だ。
「なにガンつけてんだ…」
「あたしのツレに何の用ですか?」
陽子の胸ぐらを掴んだ少女の手が止まる。
振り向くと、ミズが二人分のミネラルウォーターを持って立っていた。
「用がないならどっか行ってくれません?」
今まで見た事が無いミズの鋭い目。
威圧された少女達はつまらない顔をして立ち去ってしまった。
「よーこ大丈夫?なんか妙なヤツらだったけど」
「うーん、よく解らないけど可愛かった…かも?」
それ答えになってないんだけど、とミズは心の中でツッコミながら陽子の脳天気さにムカムカしてくるのを止められない。
「お前そういう時はビシッと言えば…」
「ありがとう」
陽子の言葉がミズの言葉を遮った。けれど、決して陽子はミズを見ようとしない。
よく見ると陽子の耳がとても赤くなっていて。
「分かれば良し」
ミズはそれ以上言うのをやめた。
ライブが終わった後
「いやー、やっぱりあのバンド最高!!今日もやってくれましたって感じじゃねぇ?」
電車の中でミズが隣に座る陽子に話しかける。
しかし、返事は無く代わりに感じた物は…。
「陽子、重いんだけど」
肩に掛かる重み。
いつの間にか眠ってしまった陽子が、ミズの肩に頭を乗っけてすやすやと気持ちよさそうな寝息を立てている。
ミズは軽く舌打ちをするが、仕方なしと諦めてそのまま預けさせたままにする。
クセっ毛の髪がミズの頬に当たってくすぐったい。
「…ったく」
最寄り駅までもう少しの我慢。
キャラクター寺井ミズ(ティラミス)参照
☆澤来陽子×寺井ミズ☆
陽子は生徒会長、ミズは副会長である。
ミズは見かけによらず生徒会の仕事は真面目にこなすが、陽子は気が付くと女の子にちょっかいを出しに外に出ている。
ミズは毎回そんな陽子を捜し出して生徒会室に連れ戻す。
それが日常の光景になっている。
陽子とミズはよく一緒にライブを見に行く。
しかし、行きたいライブがいつも平日の夕方にあるので、その日の放課後にやらなければならない生徒会の仕事をどうにかやり過ごさなければならない。
その為に前の日の放課後、陽子とミズは居残りで仕事をこなす。
ペンと紙の音だけが生徒会室に響いて少しだけ気味が悪い。
ミズは音楽プレーヤーのスイッチを押した。
スピーカーから流れる音は明日ライブを見に行くバンドの曲。
音量を業務の邪魔にならない程度にして、また書類に戻る。
頑張って明日は絶対にライブを見に行くんだ…!
そうミズは誓ってまたペンを走らせた。
終わった後二人は翌日の健闘を祈って別れる。
放課後に現れる生徒会の他のメンバーを振り切ってちゃんと学校から逃げ出せるようにと。
固く握手を交わして別れる陽子とミズであった。
次の日
「会長!副会長!今日は逃がしません!!!」
「陽子早くしてって…!!」
「待ってミズ~!!」
ミズが陽子の手を引っ張って全速力で走る。
逃げなきゃライブに行けないし間に合わないのだ。
ライブ会場にて
「陽子、ドリンク持ってくるからちょっと待ってて」
ドリンク券を二枚持って人混みに消えていくミズを見送ると、陽子は目の前に広がる少女達の群れを見つめる。
お嫁さんになってくれそうな可愛い子いないかなー。
なんて考えたりして全くもって天気な脳である。
そんな陽子に厳しい目が向けられている事には全く気が付かない。
その視線は次第に陽子に近づいていく。
「ちょっとさぁ。あんたさっきからウザいんだけど」
陽子が振り向くと、ロンドンパンクな少女達が鋭い視線で陽子を睨んでいた。
「???」
ウザいんだけど、の理由も無しにいきなりつっかかれても。
陽子は解らないという顔をして少女達を見つめ返す。
うーん。ワルぶってる感じか…こういうのも可愛いかもね。
陽子の脳内は計り知れない。乙女フィルターは今日も快調の様だ。
「なにガンつけてんだ…」
「あたしのツレに何の用ですか?」
陽子の胸ぐらを掴んだ少女の手が止まる。
振り向くと、ミズが二人分のミネラルウォーターを持って立っていた。
「用がないならどっか行ってくれません?」
今まで見た事が無いミズの鋭い目。
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「よーこ大丈夫?なんか妙なヤツらだったけど」
「うーん、よく解らないけど可愛かった…かも?」
それ答えになってないんだけど、とミズは心の中でツッコミながら陽子の脳天気さにムカムカしてくるのを止められない。
「お前そういう時はビシッと言えば…」
「ありがとう」
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